モバイルアプリ版 YouTube では、「YouTube Premium」に加入することでバックグラウンド再生や広告の非表示が可能になりますが、それに加入しなくてもそれらの機能が利用可能な YouTube 改造アプリ、「YouTube Vanced」なるものが存在します。この YouTube Vanced は、それらの機能に加え、利用端末の偽装を行ったり、優先する画質の選択等が行えるようになったりします。
2020年7月1日から、SAI を使った方法から、新たに開発された「Vanced Manager」を使い、インストールする形になりました。このページでは、新たな方法でのインストール方法を解説しています(専用のアプリができたことにより、解説するまでもなくなりましたが……)。
Advanced から Ad (広告) を削除して Vanced です。
まずは、YouTube Vanced の Web サイトにアクセスします。
また、Google 等で検索すると似たようなサイトが数件ヒットしますが、実際のサイトは「https://vanced.app/」のみです。それ以外はフェイク、またはミラーサイトで、マルウェアなどが仕組まれている可能性もあり利用は推奨できません。
Vanced の公式 Web サイトは vanced.app から vancedapp.com に変更 (移動) されました。Manager をダウンロードするときは、必ず vancedapp.com からダウンロードしていることを確認してください。
Vanced Manager というアプリをダウンロードして端末にインストールすることで、YouTube Vanced と動作に必要なアプリ(MicroG)を一元管理することができます。
Download Vanced Manager というボタンをクリックして、Vanced Manager の APK ファイルをダウンロードします。必ず、提供元不明のアプリのインストールを許可する設定を行ってください。ダウンロードした APK ファイルをパッケージインストーラーで開いて、インストールをタップすれば、Vanced Manager のインストールは完了です。
先ほどインストールしたアプリを起動すると、YouTube Vanced 本体と MicroG をインストールする画面になります。
MicroG を先にインストールします。MicroG のインストールは必須になりました (Google アカウントのログイン自体はしなくても使えます)。インストールボタンをタップすれば、自動的にお使いの端末に合ったファイルをダウンロードしてくれます。しばらく経つとパッケージインストーラーが立ち上がるので、先ほどと同じような要領でアプリをインストールしてください。
次に、YouTube Vanced 本体もインストールします。こちらは、ファイルのダウンロードが始まる前にどのテーマをダウンロードするか、どの言語で使用するかを質問されます。質問に答えたらあとは同様の手順でインストールできます。
右上のアイコンをロングタップするとアカウントの選択・追加画面が現れるのでここからアカウントを追加できます。追加すると通常のGoogle アプリではなく MicroG でアカウントログイン画面が表示されるので、ログインを行ってください。
ただし、YouTube Vanced によるアカウントの操作について保証しかねます。
ログインするとチャンネル選択画面になるので利用したいチャンネルをタップして切り替えます。
通知設定から、公式 YouTube アプリのリンクを開く動作を「毎回確認する」か「このアプリで開かない」に設定してください。
youtube.com
や youtu.be
のリンクを開く際に、どのアプリで開くかを訊かれるので、そのときに常に YouTube Vanced で開くように設定すればOKです。
一部の端末ではこの設定が効かない可能性があります。再起動しても上手くいかない、YouTube Vanced を「このアプリで起動」に設定する、など試してもダメな場合その端末ではデフォルトのアプリに設定できないかもしれません。
Xiaomi 端末でインストールに失敗する場合、設定の開発者向けオプションから「MIUI の最適化をオンにする」を無効化します。
インストールが終わった後に、もういちどトグルをオンにしてください。インストールの度に切り替えが必要です。
Vanced Manager によって、古い端末でも適切なパッケージをインストールしてくれるようになりましたが、あまりにも古すぎる端末の場合、インストールに失敗するかも知れません。
はよ新しい端末に買い替えろ!