ローエンドグラボでもNVENC ( ゚∀゚)o彡° (OBS-Studio)

ゲームのフレームレートを低下させずに、録画や配信をする方法で、ハードウェアエンコードを使うという手があります。ハードウェアエンコードは、動画のエンコード処理をCPUで行うのではなく、パソコンに刺さっている(内蔵されている)GPUのビデオエンコード処理部分でエンコード処理を行います。そうすることで、CPUに極力負担を掛けずに、動画をエンコードしながらゲームをすることができます。

ハードウェアエンコードで最も有名なのが、GeForceシリーズで使うことのできる「NVENC」でしょう。また、この技術を使った録画・配信ソフトである「GeForce Experience」の「Share(旧ShadowPlay)」でしょう。超低負荷で録画や配信、インスタントリプレイの撮影が可能です 1

そして、フリーの録画・配信ソフトで有名な「OBS-Studio」もNVENCが使えますが、できるだけ全てのリソースをゲームに集中させたい、ということで、NVENCするため専用のグラフィックボードを増設しましょう

GT 710を今更購入……!

現行機種でいうGeForceのローエンドグラボといえば、多分GT 1030だと思いますが、NVENCのためにGT 1030を買うのはもったいない! 2ということで、パソコンショップに売ってあったGT 710を購入しました。ちなみに中古で、お値段なんと968円です。ホコリ有りと書かれてましたがぱっと見キレイなのが謎。

GT 710ってかなりのロングセラーで、これについてはDDR3版ですが、最近のものだとGDDR5版もあるようです。わりと需要があるのかも?

急遽チェックしたんですが、メインで使用してるGTX 1060のドライバーと、このGT 710のドライバーは同じバージョンで使用できるようです(まだドライバーのメンテナンスが行われている。すごい)。バージョンを合わせられないと、何かと不具合が起きそうなのでこれは助かった。多分バージョンが合ってなかったら買ってないはず。

メーカーは玄人志向ですね☆ ゴシック体の文字が……、う~ん、ダサい!w ロープロファイル対応なので、古くなったメーカー製デスクトップPCの延命措置としてもうってつけなんじゃないかな、と思います。

このように差し込みました。もう一段上は……GTX 1060と物理的に干渉するというか、GTX 1060の放熱が危なそうとか、そもそもレーン数違うとか、そんな理由で1段開けてます。

あとはパソコンを起動してチェックするだけです。へぇ、NVIDIA コントロールパネルではこんな感じに表示されるんですね。タスクマネージャでも正常に認識して、モニタリングもできているので問題ないでしょう。

実際にOBS-Studioで使ってみる

あとはOBS-Studioの設定で、GPUを別の番号に変更すればそのGPUを使ってハードウェアエンコードします。ただし、このGPUの番号というのはWindows10のタスクマネージャで見ることのできるGPU 0、GPU 1という番号ではありませんでした。何故か逆になっています。おま環な気がするのですが、普通に番号を変えてみて、タスクマネージャの「Video Encode」が動くかどうかで判断しましょう。

特にコマ落ちすること無く、1080p60fpsの録画は行えました。この設定でVideo Encodeを60%くらい使用するので、120fps録画や144fps録画は現実的ではないですね。というかコマ落ちしました。これがGTX 1060との格の違いか……。

とまぁ、こんな感じで、特にドライバーを更新したり消したりすることなく、2つのグラフィックボードもといGPUを共存させつつ、ハードウェアエンコードで快適に録画・配信することが可能になりました。もしNVENCが使えるグラボを持ってたり見つけたりしたら、やってみる価値はあると思います。

Notes:

  1. サードパーティ製のNVENCを使う録画より、かなり低負荷なので、自社ソフトなりの工夫があるはずです。
  2. GT 1030は、大体GTX 750程度の性能があるようです。これなら比較的軽めの3Dゲームも動いちゃいますね。かがくのちからって すげー!