プリンセスコネクト!Re:Diveを"覇瞳天星"して、リソースを閲覧する。
Windows上で良い感じにリソースを覇瞳天星するアプリを制作中です。
GitHubからソースコードが閲覧できます。GitHub Releasesからバイナリをダウンロードできます。
自己責任でお願いします。
iOSはないとして、Androidも多分rootedじゃないとファイル閲覧できないのでDMM版前提で。
リソースには主にふたつ種類がある。
.apk
ファイルを解凍して出てくる。priconner\PrincessConnectReDive_Data
にある。/data/data/jp.co.cygames.princessconnectredive/files/
にある(要root化)。C:\Users\user\AppData\LocalLow\Cygames\PrincessConnectReDive
にある。中線引いてある項目はまだ検証中……。
.adx
、.acb
、.awb
ファイルを開いて聴ける。test.exe
を使えばfoobar2000を使わずとも変換が可能だが、あくまでもテスト用でマルチトラックを自動で処理できないので非推奨。database.db
はリソースのファイル名と、ファイルのハッシュ値が記録されてる。ここでファイルの整合性チェックが行われるはず。ファイルが欠損してたり、中身がすり替わったりしててもちゃんと再ダウンロードして正しくゲームプレイができるようになってる。画像置き換えて遊ぶのは難しい?(起動時に全部の画像を読み取ってるわけじゃないので確証はない)
使い所としては、すべてのファイルのハッシュ値を出してデータベースと照合、リネームとか……。
初期リソースには初期のオープニング動画が収録されてる。
priconner\PrincessConnectReDive_Data\StreamingAssets
フォルダ内にデータがあって、view_title.usm
が初期オープニング、view_splash.usm
がCygamesスプラッシュ画面。
VGMToolboxでMPEGフォーマットに変換可能。「Misc. Tools」→「Stream Tools」→「Video Demultiplexer」を開き、Formatを「USM (CRI Movie 2)」に変更。
このソフトで変換すると、.adx
形式の音声ファイルが出力(ひとつないし複数)されるので、後述の「音声」と同様の方法で変換してやる必要がある。オープニングのBGMとか、「Cygames」、「プリンセスコネクト!Re:Dive」のタイトルコールなど。
初期リソースには基本的な効果音が収録されてる。
priconner\PrincessConnectReDive_Data\StreamingAssets
フォルダ内にデータがあって、preinstall.acb
がそれ。preinstall.awb
にはダウンロード中のBGM。
foobar2000で開けばそのままトラックが展開されて再生できる。
トラックを右クリック、「Convert」→「Quick Convert」からfoobar2000の機能を使い別フォーマットへ変換可能。
test.exe
を使い場合は、test.exe <filepath>
でwavファイルが生成される。複数トラックがある場合は-s N
でN番目のトラックを指定できる。
G:\info\Desktop\test>test.exe G:\info\Desktop\test\preinstall.awb -s 1
decoding G:\info\Desktop\test\preinstall.awb
sample rate: 48000 Hz
channels: 2
(中略)
bitrate: 255 kbps
stream count: 3
stream index: 1
stream name: bgm_M36_02_division
samples to play: 8729260 (3:01.860 seconds)
priconner\PrincessConnectReDive_Data\data.unity3d
からいろいろ取り出せる。
ダウンロードリソースはちょっと複雑で、そもそもファイル名がハッシュ化されているので中身を把握しづらい。これを解決するには実際にファイルのハッシュ(MD5)を調べて、それをデータベースで検索して同じハッシュ値の行からファイル名を取得してリネーム……という作業が必要になる。が、正直面倒なので適当にそれを自動化するツールを作った方が吉。
わざわざリネームせずとも一部のリソースに関してはソフトウェア側で書き出すときに名前を割り当ててくれるのであんまり気にしなくてもいいかも。
フォルダでジャンル毎に分かれてる。
それぞれのフォルダにt
フォルダが作成されていることがある。多分これは一時ファイルでダウンロードして観るストーリがここに追加されているはず。ゲームの仕様通り再起動すると消滅する。
やり方は初期リソースと同様。そのままa
フォルダを読み込んでOK。ただしフォルダの中身が多く、AssetStudioで読み込むとメモリをバカ食いする。16GBあるけどすべて読み込むとPCが落ちることもあるので注意されたし。別のフォルダに移してから何回かに分割して読み込みすると良い感じ。AssetStudioを使うとファイル名が復元される。
やり方は初期リソースと同様。これはファイル名が復元されないので自分でリネームしてやる必要アリ。動画ファイルなのでエクスプローラー上でサムネイル観れるから、そのままm
フォルダをまとめて変換してやっても良いと思う……。
やり方は初期リソースと同様。が、foobar2000は拡張子が書かれてないと読み込みしてくれない。なので.awb
と拡張子を付けてやる必要がある。b
、v
フォルダには同名の.awb
、.acb
ファイルがあるが、必要なのは.awb
ファイルのみ。
後日リネームするツールを作ってみる予定。
はい、お疲れ様。