Photoshop & Illustrator ユーザーが Affinity 3 を使ってつまづくところまとめ

通常 Photoshop & Illustrator を使用しているユーザーが Affinity 3 を使ってつまづくであろうポイントと、その解決方法をまとめました。

ブラウザのページ内検索またはもくじから調べてみてください。

[共通] クリッピングマスクするには?

マスクしたい上にマスクになるレイヤーを置いて、マスクになるレイヤーだけ選択した状態Shift+C です。

または、「レイヤー」パネルでマスクになるレイヤーをマスクしたいレイヤーのサムネイルにドロップします。

これも Adobe より直感的な感じがしますね。

[共通] ブラシサイズを変更するには?

Affinity 3 では、Ctrl+Alt+左クリックでブラシサイズを調整できます。左右にドラッグで大きさ、上下で硬さを変更できます。

[共通] 日本語向けの組版機能は……?

現時点ではかなり弱いです。これは痛いところ。

  • オプティカル、プロポーショナルメトリクスがない
  • 縦書きできない (サポート予定なし)
  • 禁則処理のカスタマイズがない

[共通] CMYK もいける?

いけます。しかし、初期設定のカラープロファイルは日本向けではないので、設定の「カラー」→「CMYK カラープロファイル」で「Japan Color 2001 Coated」を選びます。

印刷所からカラープロファイルをもらっていたり、2011 Coated が良い場合などは、Windows / macOS にカラープロファイルをインストールした状態で、それを選びます。

[共通] Alt+左クリックみたいなのは?

Adobe 系ソフトではレイヤー切り替えボタンを Alt+左クリック でそのレイヤーだけを見ることができますが、Affinity 3 でこれに相当するのはレイヤーの名前を Alt+左クリック です。

見終わった後は何もない場所をクリックすると元に戻ります。

[共通] ズームしようとしたらレイヤーが複製される

Adobe 系ソフトでは CtrlSpace 押す順番関係なく両方押されていればスクラブズームしてくれますが、Affinity 3 の場合 Space を押してから Ctrl を押さないとスクラブズームしてくれません。

[フォトショ] 修復ブラシってないの?

「インペインティングブラシ」ツールがそれにあたります。ショートカットは同じく J です。

[フォトショ] スマートオブジェクトってないの?

デフォルトで「画像」レイヤーも「ピクセル」レイヤーもスマートオブジェクトのようなものです。

[フォトショ] スマートフィルターってないの?

あります。Affinity 3 はほとんどのフィルターが非破壊編集なので、レイヤーのサムネイルをクリックするとフィルターの再編集ができます。

[フォトショ] 調整に対してマスクを掛けるには?

「ピクセル」スタジオで、そのまま「ペイントブラシ」ツールを使えば勝手にマスクになります。

[イラレ] テキストを後からポイント文字・エリア文字にするには?

Illustrator には「ポイント文字」「エリア文字」がありますね。

Affinity 3 ではそれぞれ「アーティスティックテキスト」「エリアテキスト」といいます。

後からアーティスティックテキストをエリアテキストに、またはその逆をするには、メニューの「レイヤー」→「変換」→「テキストフレームへ」または「アートテキストに変換」を選びます (表記揺れが激しいですね……)。

[イラレ] シアーするには?

バウンディングボックスの上下左右のハンドルから少し離れた位置でホバーすると、双方向の矢印にカーソルが変化します。この状態でドラッグするとシアーされます。Illustrator よりも直感的!

「変形」パネルには S というパラメーターがあり、これもシアーの角度です。数値指定したい場合はこちら。

また、「シアーツール」もあり、複数のポイントを作成して歪ませることができます。これは数値指定できませんしラスタライズされます。

さらに、テキストレイヤーについては、「文字」パネルにテキスト専用のシアーがあります。

[イラレ] テキストのアウトラインを作るには?

メニューの「ベクター」→「カーブに変換」です。

[イラレ] 「透明」パネルみたいに、黒~白グラデーションのオブジェクトでマスクするには?

一旦黒~白グラデーションのオブジェクトを作って、「レイヤー」パネルでそれを右クリック→「マスクにラスタライズ」を選びます。マスクになったレイヤーを、クリッピングマスクを作るのと同様にしてマスクします。

もしくは、クリッピングマスクに対して、「透明度」ツールを使用するでも良いかもしれません。