ADB (Android Debug Bridge) とはなにか? 基本的な使用方法を解説

「ADB」を 3 行で解説!

  1. Android のデバッグに使用するツールだよ
  2. ファイルの転送やログの閲覧などができるよ
  3. 普通変更できない設定を変えることができるよ

Android のデバッグに必要なツール ADB (Android (あんどろいど) Debug (でばっぐ) Bridge (ぶりっじ) ) とはなにか、基本的な使用方法と併せて解説します。

ADB とは

ADB は Android Debug Bridge の略です。Android のデバッグに必要なツールで、Android Studio や Platform-Tools をインストールすると使えるようになります。

Android デバイスと、ADB が使える環境を接続し、デバッグに必要な操作を行うことができるようになります。カスタマイズをする上で、必ず必要になってくるツールです。

ADB の接続方法

あらかじめ、adb が使える状態になっている必要があります。

USB ケーブルで接続する

開発者向けオプションにある、「USB デバッグ」のスイッチをオンにします。ダイアログが表示されたら「OK」を押します。

USB デバッグを許可しますか? のダイアログ。

USB ケーブルで接続し、USB デバッグを使用する操作を行おうとすると、接続先を信頼して USB デバッグを有効にするかどうかのダイアログが表示されますので、「許可」を押します。

許可した後は adb でコマンドを実行することができます。

ワイヤレスで接続する

同じネットワーク内に接続している場合は、USB ケーブルを使用せずにワイヤレスで接続することができます。

開発者向けオプションにある、「ワイヤレス デバッグ」のスイッチをオンにします。ダイアログが表示されたら「OK」を押します。

USB デバッグを許可しますか? のダイアログ。

「ペア設定コードによるデバイスのペア設定」をタップし、画面を点けたままにしておきます。adb が使える環境で、下記のコマンドを実行します。

$ adb pair <IPアドレス>:<ポート>

するとペアリングが完了しますので、adb でコマンドを実行することができます。

複数デバイスが接続されているときは?

もし同時にデバッグしたいデバイスがあるときは、adb コマンドで操作するデバイスを明示的に指定する必要があります。

例えば、USB デバッグとワイヤレスデバッグ 1 台ずつであれば、-d (USB) -e (ワイヤレス) のオプションを使用することで、操作したいデバイスを選択することができます。

$ adb -d shell
$ adb -e shell

また、adb devices で得られたシリアル ID を用いて、-s のオプションで複数のデバイスからひとつのデバイスを選択することができます。

$ adb devices
List of devices attached
1234abcd        device
9876dcba        device

$ adb -s 9876dcba shell

この方法では、1 つに絞ることができればすべての文字を入力する必要はありません。-s 9 でも -s 987 でも同じ 9876dcba のデバイスが選択されます。