動的パーティション (ダイナミックパーティション) とは?
初版: 2025/4/1
更新: 2025/4/1
「動的パーティション」を 3 行で解説!
- Android のパーティションの仕組みだよ
- システムに必要なパーティションを可変できるよ
- 個々のパーティションの無駄な領域を減らすことができるよ
Android のパーティション方式である動的パーティション (ダイナミックパーティション) について、従来のパーティションと比較しながら解説します。
従来のパーティション
Android が動作するのに必要なパーティションとして、例えば boot
、system
、vendor
、userdata
などがあります。これらはそれぞれパーティションのサイズが決まっています。
それぞれのパーティションは、多めの領域が割り当てられています。なぜかというと、将来のアップデートにより、必要な領域が増加する可能性があるからです。デバイスの開発者は、将来実施するアップデートのことを考慮して、サイズを決定する必要がありました。あまりにも過剰に領域を多く割り当ててしまうと、ユーザーがデータを保存する領域が減ってしまうという欠点がありました。
それを改善するのが、動的パーティションという仕組みです。
動的パーティションの仕組み
動的パーティションは、Android のパーティションのうち system
、vendor
、product
といったパーティションを 1 つにまとめます。まとめられたパーティションは super
といいます。
super
にまとめられたパーティションは、super
パーティション内で、自由にパーティションのサイズを変更することができるようになります。これにより、パーティション毎に多めの領域を確保する必要がなくなり、super
に対して多めにサイズを決定するだけで、将来のアップデートに備えることができるようになりました。
動的パーティションと A/B パーティションによる「仮想 A/B」
Android のアップデートをより高速・安全に行うための仕組みである A/B パーティションと、動的パーティションが組み合わさることで、仮想 A/B という新たな仕組みが実装されています。