ブートローダーのアンロック方法

Android のブートローダーのアンロックをする方法を解説します。

ここでは、一般的な Android デバイスでの方法を紹介しています。メーカーによっては、違うコマンドの使用や、アンロックの申請などの追加の作業が必要になる可能性があります

ブートローダーをアンロックできるようにする

OEM ロック解除のスイッチをオンにする画面。

ブートローダーをアンロックするには、デバイス内にある get_unlock_ability というフラグが 1 になっている必要があります。ほとんどの場合において、製品として出荷されているデバイスのフラグはすべて 0 になっているはずです。フラグを 1 に変更するには、開発者向けオプション内にある「OEM ロック解除」のスイッチをオンにします。

このとき、デバイス保護機能が利用できなくなるという旨の警告が出ますが、「有効にする」をタップします。

USB デバッグを有効にしてブートローダーへ再起動する

開発者向けオプション内にある「USB デバッグ」のスイッチをオンにして、USB デバッグを有効化します。次に adbfastboot が使える環境と接続し、ターミナルで以下のコマンドを実行します。

$ adb reboot bootloader
デバイスの Fastboot モードの画面。

しばらくすると、ブートローダーが表示されます。

ブートローダーをアンロックする

ターミナルで次のコマンドを実行します。

$ fastboot flashing unlock
ブートローダーをアンロックする前の警告画面。

するとデバイスの方で、「本当にブートローダーをアンロックするか?」という画面になります。たいていの場合、音量ボタンで選択肢を選んで電源ボタンで決定です。承認すると、ブートローダーがアンロックされます。

アンロックした後の挙動はデバイスによって異なります。自動的に再起動が始まったり、ユーザーが再起動する必要があったりします。

ブートローダーがアンロックされているか確認する方法

ブートローダーをアンロックされていることを警告する画面。

ブートローダーがアンロックされているか確認するには、デバイスを再起動します。再起動の時「このデバイスはブートローダーがアンロックされている」ということを知らせる警告が数秒間表示されます。これが表示されている場合、ブートローダーはアンロックされています。

Google Pixel シリーズの場合は、警告の表示が終わるのを待つより、電源ボタンを 2 回押す方が早く起動できるわ!

ブートローダーをロックする方法

ブートローダーをアンロックした後、再度ロックすることもできます。ロックする場合も、自動的に工場出荷時の状態にリセットされますので、注意が必要です。

「カスタム ROM をインストールするとブートローダーをロックできない」というのは厳密には不正確! 多くのデバイスとカスタム ROM の組み合わせで、リロックできないものの、プライバシー最重視のカスタム ROM である GrapheneOS は、ブートローダーのロックが可能。インストール手順でロックすることを推奨しているわ!

ブートローダーを再度ロックするには、ブートローダーにいる状態で、コマンドを実行します。

$ fastboot flashing lock

こちらも、アンロック時と同様に、工場出荷時の状態に戻されます。