ダークテーマアプリの決定版。「Swift Installer」を使おう
「Swift Installer」は、スマートフォンの外観(テーマ)を変更可能とする、テーマアプリの一種です。Swift Installerを利用することで、端末の設定画面やシステムUI、TwitterやYouTubeの配色を統一し、ダークテーマを適用することができるようになります。200以上のアプリに対応しています(対応アプリ一覧表)
主に利用可能な端末
- AOSPベース、OxygenOSのAndroid Oreo端末(要root化)
- Samsung GalaxyのAndroid Oreo端末(root化の必要なし)
- AOSPベース、OxygenOS、MiUI 10のAndroid Pie端末(要root化)
- Samsung Galaxy s9, note9のAndroid Oreo端末(root化の必要なし)
※One UIなGalaxyに関しては、Synergyを使うことで、root化せずともSwift Installerを使うことができます。
※自分の端末環境: Samsung Galaxy note8 (SCV37) - Android Oreo(非root)
注意事項
- それなりのAndroid端末に対する知識が必要です。
- アプリ自体は有料です(190円)。また、ベータ版であり動作を保証することはありません。
- テーマをオーバーレイするという性質上、テーマが適用された状態でAndroid OSのアップデートを行うことは危険です。
- テーマをオーバーレイするという性質上、テーマが適用された状態でアプリをアップデートすると強制終了する場合があります。故に、Playストアの自動更新は無効にすべきです。
- オーバーレイのインストールには時間が掛かります。
- 若干端末のパフォーマンスが落ちます。Antutuベンチで言えば、大体2万点ほど下がりました。
インストール
Playストアからアプリを購入して、利用可能な端末にインストールすることができます。
インストールされたアプリを開くと、チュートリアルが表示されます。チュートリアル後、初期設定として、背景色とアクセント色、システムUIの設定を行います。
設定項目一覧
初期設定、または「Personalize」から色やシステムUIの設定変更が行えます。
- Accent
- アクセント色の設定です。クイック設定タイルのアイコン色や、各アプリのアクセント色として使用されます。暗すぎたり、明るすぎたりする色を設定することはできません。
- Dark Background
- 背景色の設定です。各アプリの背景色として使用されます。明るすぎる色を設定することはできません。
- Theme Style
- Material: マテリアルデザインを外観に対して使用します。
- Flat: フラットデザインを外観に対して使用します。
- Status Bar Icons
- AOSP: AOSPで使用されているアイコンを使用します。
- Stock: その端末オリジナルのアイコンを使用します。
- White, grey (recommended): ステータースバーのアイコンが白、もしくは灰色で表示されます。
- Always accent: ステータスバーのアイコンが常にアクセント色で表示されます。
- Always white: ステータスバーのアイコンが常に白色で表示されます。
- White, black (default behivior): ステータスバーのアイコンが白、もしくは黒色で表示されます。
- Settings and Power Menu Icons
- Android P: Andorid Pie標準のアイコンを使用します。
- Stock accented: その端末オリジナルのアイコンを、アクセント色で使用します。
- Stock multi-colored: その端末オリジナルのアイコンを使用します。
- AOSP: AOSPで使用されているアイコンを使用します。
- Notification Background
- White: 通知領域の背景色が白になります。
- Black: 通知領域の背景色が黒になります。
- Disable: 通知の文字に影を付けません。
- Enable shadow around text: 通知の文字に影を付けます(通知の文字色がそのアプリ側でハードコーディングされている場合、色がかぶって見づらくなるため)。
- Quick Settings Style
- クイック設定タイルの透明度を指定します。
- Quick Settings Icons
- AOSP: クイック設定タイルで、AOSPで使用されているアイコンを使用します。
- Stock: クイック設定タイルで、その端末オリジナルのアイコンを使用します。
- Navigation Bar Icons
- AOSP: ナビゲーションバーで、AOSPで使用されているアイコンを使用します。
- Stock: ナビゲーションバーで、その端末オリジナルのアイコンを使用します。
- Clock
- Left: 時計を左に表示します(Android Pie風)。
- Centered: 時計を中央に表示します。
- Right: 時計を右に表示します。
テーマのインストール・アンインストール・更新
初期設定後、「Install / uninstall」からテーマの管理が行えます。テーマが適用できるアプリが自動的に検出されます。反映には端末の再起動が必要になります。またインストール中にいくつかのアプリが強制終了する可能性があります。インストールに失敗した場合は失敗した理由も表示されます。
Inactive タブ
テーマがインストールされていないアプリがリストアップされます。チェックを入れて、右下のフローティングボタンからインストールが行えます。
右上のボタンからすべてのチェックボックスのON・OFFができます。
提供元不明アプリのインストールの許可が必要になります。
Active タブ
テーマがインストールされているアプリがリストアップされます。チェックを入れて、右下のフローティングボタンからアンインストールが行えます。
Update タブ
テーマがインストールされていて、そのテーマ自体にアップデートがあるアプリがリストアップされます。チェックを入れて、右下のフローティングボタンからアップデートとアンインストールが行えます。
よくある不具合の対処法
アプリを更新したら強制終了する。
Swift Installerは定期的にアプリの対応バージョンを更新していて、それには過去のバージョン、現在のメジャーなバージョン、ベータ版のバージョンが含まれるようになっています。これよりも新しいバージョンになってしまうと、Swift Installer自体の更新とテーマのアップデートが必要になります。何度も言いますが、Playストアの自動更新は無効にすべきです。
また、どうしてもサポートしていないバージョンの場合、「Not supported, Please uninstall」と表示され、テーマをアンインストールするような旨が表示されます。
Googleやアシスタント、Playストアが強制終了して開けなくなる。
これらのアプリは基本的にAndroidが自動的にアップデートするようになっていて、テーマがその最新バージョンに対応していない可能性があります。Playストアが開ける場合は、Swift Installerに更新が来ていたら(Swift Installer側の更新でテーマの対応バージョンが変化します)更新してからテーマをアップデートしてください。もしPlayストアが開けない場合は、Playストアのテーマを削除してから、更新してください。